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2010.10.25 歌会巡礼
馬酔木の会10月連休に法事で高松に帰り、ついでといってはなんだが、青風の歌会(15名)に出席した。で、今月はその後、馬酔木(4名)と近畿青南(8名)とで3回の歌会であった。その前が特別歌会(80名)だったので全く人数や雰囲気が違う歌会が4回続いたことになる。違う人が集まれば違うものになるとはわかってはいるけど、それにしても全く別物って感じでそれぞれに面白さはあった。東京・香川・滋賀・奈良と方面が違うということもある。もし時間とお金があれば各地の歌会に順に行ってみたいくらいだ。まあ、東京の歌会にさえまだ行けてないのだから無理だけどね。
咲いてないぞ~庭は楽しかったけどね今月はそういう間でちょっと枚方~八幡方面へ行った。ひらかたパークという遊園地の秋の名物は菊人形展だったのだが数年前に取りやめになっていた。それが今年は復活するというので行ってみた。同じように懐かしさに集まった人は一様に「がっかり」。写真を見ればわかるようにもうさっぱり菊人形ではない。看板はでかいぞ~菊師が減り技術の継承ができず品質の維持が無理というのがやめた理由だったと思われるので、要望に無理矢理復活しても菊は咲いてないし、咲いたのは枯れてるし…。緑の人形がいっぱい。そして前にはあった仕掛けも舞台もなく、ただ単に「龍馬伝」の人気に乗っかってやってみたけど…みたいな~。大いに看板に偽りありだね、悲しいねえ。
男山ケーブルこれが石清水八幡宮ひらぱーの沿線には石清水八幡宮があるのでケーブルカーに乗って行った。
私は初石清水八幡宮だ。ここは宇治川・桂川・木津川が合流する地点(合流すれば淀川となーる)の脇にある男山でありその川向こうが天王山である。光秀と秀吉の山崎の合戦のあの天王山である。でもそれよりびっくりしたのがエジソン記念碑があったことだ。
エジソン記念碑と草刈るおじちゃんさすがエジソン!電気自動車充電コンセントあり~なんでこんなところに~? すると相棒が「そんなことも知らんの~」と得意げに教えてくれた。なんとエジソンの電球のフィラメントにはここの竹が使われたのだそうだ。詳しいことは↓ でどうぞ。
http://www.iwashimizu.or.jp/trivia/edison/edison.htm
そして記念碑の前には電気自動車の充電コンセントがあった。さすが! といえばいいのか? とても電気自動車の持ち主が来そうな場所には思えないのだが…。それとも電気自動車に乗るような方はエジソンに敬意を払っているのか? 頭には?マークがいっぱいだ~
帰りは歩き谷崎潤一郎文学碑で、山上には谷崎潤一郎の文学碑があり、お約束の芭蕉は見つからず…。神殿の前で婚礼後の白無垢の超美しい花嫁さんに遭遇。相棒が花嫁さんを二度見してから、ちょっと頼りなさそうな花婿さんの顔を二度見していた。言いたいことは何となくわかった…。
まあ、なんというかなかなか風情のある人の少ない名所見学でありました。いや、それなりに面白かったです。
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2010.10.05 琵琶湖北
曇り日の琵琶湖であーる久しぶりに相棒とドライブに出た。琵琶湖の湖西から湖北へ向かう。曇った湖畔沿いを行く。なんとなく河野裕子さんをしのぶ気持ちである。高島にある白髭神社。本殿に向かって湖の中に鳥居が建つ。この感じはまさに裕子さんの歌を思い出させる。
  たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏き器を近江と言へり
湖中の鳥居であーる地上の鳥居であーるそして地上の方の鳥居の奥へ行くと紫式部の歌碑がある。父藤原為時に従い越前に行くときに、ここを通った時の歌で「近江の海にて三尾が崎といふ所に網引くを見て」と詞書が。
紫式部の歌碑  みおの海に網引く民のてまもなく立ちゐにつけて都恋しも
紫式部の長旅はこのときが唯一のものだったらしい。
手水の脇には与謝野寛と晶子の歌碑が。
与謝野寛、晶子の歌碑上の句が寛、下の句が晶子という珍しいもの。揮毫も寛の手になるというもので、全国にある与謝野晶子の碑のなかでも最も古い頃のものという。
  しらひげの神のみまへにわくいづみこれをむすべばひとの清まる
ここにもあるか芭蕉の碑そしてもはや旅の定番、ここぞというところには必ずある芭蕉の句碑
  四方より花吹き入て鳰の湖
いったい日本にどれくらいの芭蕉の句碑はあるのだろうか?
今日のメインは神社ではなくて曼珠沙華である。今年は暑すぎたので彼岸花は遅いという話だが、さーて。近江湖の辺の道(おうみうみのべのみち)の一部の湖岸、今津浜~桂浜あたりに曼珠沙華が群生しているところがあるというので探す。
曼珠沙華曼珠沙華群生けっこう大変であーる。もっと近江舞子よりだと思っていたらどんどんどんどん北へ上ることになる。心のどこかで、まだ咲いてないから見つからないんじゃないのか~と思いつつ、あきらめかけたところでみつかりましたぁ。土佐の桂浜と違い、琵琶湖の桂浜どこにも表記ないじゃん… (^_^;) 
曼珠沙華ズーム桂浜の彼岸花見つけたら、まあこんなに~ 彼岸花、群生のなかにじっといると、裕子さんが亡くなった後に岡井隆が日経に出していたコメントを思い出す。「大事な人が、また一人去って行かれた。わたしは心底からがっかりした。」あまりに飾りのない言葉に真実があった。ほんとうに悲しむ人の声だった。
 誰もみな死ぬものなれど一日一日(ひとひひとひ)死ぬまでの時間が立ちあがりくる  河野裕子〈「塔」の近号より〉