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2010.10.05 琵琶湖北
曇り日の琵琶湖であーる久しぶりに相棒とドライブに出た。琵琶湖の湖西から湖北へ向かう。曇った湖畔沿いを行く。なんとなく河野裕子さんをしのぶ気持ちである。高島にある白髭神社。本殿に向かって湖の中に鳥居が建つ。この感じはまさに裕子さんの歌を思い出させる。
  たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏き器を近江と言へり
湖中の鳥居であーる地上の鳥居であーるそして地上の方の鳥居の奥へ行くと紫式部の歌碑がある。父藤原為時に従い越前に行くときに、ここを通った時の歌で「近江の海にて三尾が崎といふ所に網引くを見て」と詞書が。
紫式部の歌碑  みおの海に網引く民のてまもなく立ちゐにつけて都恋しも
紫式部の長旅はこのときが唯一のものだったらしい。
手水の脇には与謝野寛と晶子の歌碑が。
与謝野寛、晶子の歌碑上の句が寛、下の句が晶子という珍しいもの。揮毫も寛の手になるというもので、全国にある与謝野晶子の碑のなかでも最も古い頃のものという。
  しらひげの神のみまへにわくいづみこれをむすべばひとの清まる
ここにもあるか芭蕉の碑そしてもはや旅の定番、ここぞというところには必ずある芭蕉の句碑
  四方より花吹き入て鳰の湖
いったい日本にどれくらいの芭蕉の句碑はあるのだろうか?
今日のメインは神社ではなくて曼珠沙華である。今年は暑すぎたので彼岸花は遅いという話だが、さーて。近江湖の辺の道(おうみうみのべのみち)の一部の湖岸、今津浜~桂浜あたりに曼珠沙華が群生しているところがあるというので探す。
曼珠沙華曼珠沙華群生けっこう大変であーる。もっと近江舞子よりだと思っていたらどんどんどんどん北へ上ることになる。心のどこかで、まだ咲いてないから見つからないんじゃないのか~と思いつつ、あきらめかけたところでみつかりましたぁ。土佐の桂浜と違い、琵琶湖の桂浜どこにも表記ないじゃん… (^_^;) 
曼珠沙華ズーム桂浜の彼岸花見つけたら、まあこんなに~ 彼岸花、群生のなかにじっといると、裕子さんが亡くなった後に岡井隆が日経に出していたコメントを思い出す。「大事な人が、また一人去って行かれた。わたしは心底からがっかりした。」あまりに飾りのない言葉に真実があった。ほんとうに悲しむ人の声だった。
 誰もみな死ぬものなれど一日一日(ひとひひとひ)死ぬまでの時間が立ちあがりくる  河野裕子〈「塔」の近号より〉
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