上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014.07.15 7月号の歌
虹先日の台風が過ぎたあとに虹が立ちました。きれいでしたねえ。あとはもう暑い暑い毎日です。扇風機大活躍ですが、古い扇風機が火を噴いた…が続出で要注意のニュースがありました。うちのはえーっとですねえ、20年は経ってますが、危ないの? 大丈夫?
蓮さて、今日の京都は34度だとか…、今から毎年恒例祇園祭の宵山に行こうと思うんですけど、暑いんやろうな、夜も…。
今週末は福島歌会に行きますが、東北といえども暑いらしいですね~。がんばろ…。終わったらtokoさんたちと温泉に行くんだ~(^◇^)



「青南」7月号(第17巻第7号)掲載
◆作品1
 悟りとも諦めともつかぬ儘にして漂ひ来つる年月のこと         清水 房雄
 ベランダにハシブトガラス一つゐて目当あるさまにあたり見廻す     内藤 正泰
 わが部屋を窺ふ如く日の光時々ぱっとさしては消ゆる          清水  香
 わが荷負ひわが手引きくれし友ありて思はぬ距離をけふは歩みぬ     伊藤 安治
 千万の紙幣の大束たばねつつ夢の中にて疲れてゐたり          逸見喜久雄
 この庭に幸くと仰ぐ橙のてっぺんに見ゆふたつ木守り          今福 和子
 桜には早き岸辺を行き返る無口になりし娘とふたり           豊田 純子        
 考へは狭くなるのみ明日あるとうるめを焼きて夕飯を盛る        梅沢 竹子
 草むしる我に気付かず歩みゆく雉は気高し羽根の色よし         内田 一枝
 アベノミクス何に効くのと問ふ妻に飴玉一つ渡してやりぬ        松尾 鹿次
 家を継ぐ者のなけれど仕方なし後は野となれ山となれかし        佐藤 東子
 まなうらに黒き桜の幹見えて電車は長き鉄橋渡る            戸田 紀子
 祭日も土日もあらぬ吾が暮らし独居老人日々多忙なり          谷河八千代
 耕運機のエンジン止めて静まれば再び畑は鶯の声            山本 靖彦
◆南山集
 千本の染井吉野の吹く岡をわれに見せむと夫は誘ふ           今泉  操
 揺れながら沈む夕日を見て佇てり柳は赤き冬芽かがやく         金子 侑司
 あれを待ちまたこれを待ちこの春のどうしてこんなに受け身の私     竹内 敬子
 とめどなく花びらのとぶ道の上さまざまの音の声の過ぎゆく       堀江 厚一
◆作品2
 蜂の群藤の花々めぐりつつかすかな音をひびかせてゐる         髙橋  博
 椿咲く丘を登れば展けたりはるかに男鹿の海ひかりつつ         眞野 ミチ
 夕づける町にバス待つしみじみとひとり生くるは寂しかりけり      石神冨美子
 日に向ひ黄金の花福寿草咲きてさ庭の明るくなりぬ           菅生 綾子
 「靖国の家」の表札かけしまま廃屋の壁朽ちて傾く           上條 竹芳
 障子透く硝子の結露きらきらと待ち待つ春の光はそこに         倉島智恵子
 少年の心になりてたんぽぽの群れて咲きゐる畦道をゆく         桐山 五一
◆作品3
 押し車のタイヤは花びら拾ひ行く風の凪ぎたる桜の並木         岡村 敏子
 大津絵を土産に貰ふ大口を開けた赤鬼よき歯の並ぶ           南 美智子
 果しなく落ち止まぬなり春の雨とめどなく丸くふくらみながら      田崎久仁夫
 眠られぬ夜をさ迷ふ吾が心あの世この世の隔てもあらず         横山 昭夫
 人体のミクロの世界の映像を病む夫と吾しんしんと見る         熊谷由美子
 雪消えて初めて歩む山辺の道木々恙なく春は来にけり          渡辺  涓
 釘打たずパタパタと木材組み立てて新しき家たちまち建ちぬ       湯地 眞弓
 夕ぐれの街にペダルを踏みてゆく老いたるわれの影も走りて       小久保基子
 ひとつ散りまたひとつ咲く春の花わが朝々の楽しみとなる        藤井 博子
 週二回諸手に重きゴミを提げ生きる証と思ふこの頃           大塚 道子
 久々に朝の光の差す木下ヒトリシズカの土持ち上がる          伊東 桝子
 初採りのキヌサヤ一握り夫に見せ茹でてそのまま共に食べたり     佐々木美智子
 朝光にくれなゐ淡くにじませて牡丹の莟ほぐれはじめぬ         紙谷 孝代
 護摩の木を焚きたる後に塩を撒きはだしで渡るふるさとの宮       村上 良三
 みはるかす阿讃の山脈言葉なく桜の土手に友と立ち見つ         竹田スミコ
 入学の記念に植ゑし辛夷咲く孫は五月に父親になる           細川 房代
 嫌なことは忘るるとしてもう寝ねむこの一粒の力を借りて        宮本 康子

Secret

TrackBackURL
→http://utakoya.blog47.fc2.com/tb.php/303-2019decd
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。