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2015.01.14 1月号の歌
ケーキアワビ今年もよろしくお願いします。
はや14日、明日は小正月。で、昨日は誕生日で例年通りケーキで祝ってもらいましたが、もう立てるローソクが多すぎるので数えないようにしたらしい。というかケーキ屋でローソクの数=年齢を言うのがめんどうなんじゃないかと想像してます。しかも持ち方が悪かったか若干崩れてます…。でも昨日はアワビもごちそうしてもらったのでもう充分です。別に年をとりたいわけでもないし…。
1月号の歌、いい歌がたくさんあって、改めて自分はうまくないなあと思いました。今年は歌、頑張ろう…。いや去年も思ったかも…へへ。

「青南」1月号(第18巻第1号)掲載
◆作品1
平和平和誦へて平和を喚ぶ者ら平和念仏主義と罵倒されつつ       清水 房雄
わが畑にあらねど楽し緑濃く日々に拡がる大根を見る          逸見喜久雄
ガラス戸に昨夜と同じ蛙をり鍵たしかめておやすみといふ        今福 和子
今日みれば青く真直に茎立ちて彼岸花咲く秋の光に           鈴木 登代
海は今明け始めたる空の色岬の裾に波立ちながら            河合婦美枝
剣道着つけて出で行く向ひ家の小学生を夕べ励ます           塩崎 厚吉
足早に秋は来にけり今朝の庭秋明菊の花咲き始む            谷河八千代
二度萌えのみどり濃き韮ひと握り摘みて夕べの畑を帰る         長弘 文子
光りつつ川瀬を渡る水の音深き流れの中に消えゆく           松家 満子
着信を待ちつつをれば冴やかなる月は大方西へしづみぬ         海野 美里

◆南山集
所在なきあれこれ山も夕暮れて風のいよいよ乾きつつ吹く        伊藤 和好
街道の名残とどめし古き井戸水底狭く空を映せり            長田 光枝
被災田を残さず覆ひて稲穂立つよみがへりたる秋たくましく       瀧本 慶子
公園のサッカー禁止の看板に×の落書き秋の日受けて          竹内 敬子
君は我に結局いかなる人なりし世をへだて青ひといろの下        堀江 厚一

◆作品2
仏具をも献納せし世に鉄管のある筈はなく竹筒使ひき          角谷 明子
花の名も人の名前も忘れしも畑への行来に思ひ出だしぬ         寺田 シズ
用水を堰き止めし板集めゆく田螺つくあり蛭の這ふあり         江木 正明
頼まれし一つ原稿書き終へて明日から稲刈始めむとする         村上 良三
陽だまりの廊下に腰掛け作業着の綻び縫ふは老婆の気分         釜野 清信
出揃ひし稲穂見たしといふ父を乗せて車椅子に農道をゆく        丹  亮子
賞品に貰ひし苗木のランタナは根付きて白き花の咲きたり        堤  雅江
農泊の中学生と庭に見る峡の夜空の皆既月食              宿利はるえ
目覚むれば月の光の白き中カーテン開けて眠りたるらし         渡辺  涓
汚染土に盛土をなせし前庭にはや一斉に青草そよぐ           桑原 美代
劇的な効き目は無いと言ひながら医師は目薬の処方箋書く        伊藤 章子
この宵も恙なく酌み糠漬けの胡瓜一本ハリハリと食む          岡野 紀美
この星を子規の仰ぎて詠みしかと澄みて輝くいく夜を仰ぐ        西谷 時子

◆作品3
朝より夫の写真に声掛けて今日も気儘に一日の暮る           角谷 たづ 
いつしかに子の耕せる庭畑に吾は種蒔く人となりたり          堀田三重子
これまでで最も重たきプレゼント妻から貰ひしボウリングの球      板谷英一郎
霧深き視野に木草のしづもりて東の空が少し明るむ           井上 保代
タンポポをヒマワリほどの大きさに描きて孫は都会に帰る        難波 澄子
夏晩き雨にしづかに包まれて秋茄子いくつ艶やかに垂る         川上 幸子
糸通す老の針持つぎこちなさこんな筈ではなかりしものを        井ノ口力子
吾亦紅の花山蔭に手折りつつ留守かも知れぬ娘を訪ね行く        岡村 敏子
山畑に唐黍植ゑて芋植ゑて少女の頃のわが家の秋            梅木日出子
電線より胡桃を舗道に打ちつけて追ひゆく鴉ようまくいったか      横山 昭夫
畑にて付きしかででむし天道虫落ちて厨をぞろぞろ歩む         佐藤 昭子
衿元の大きくあきしブラウスに誕生祝ひのネックレスつけぬ       小湊宜誌子
天空に皆既月食始まりて地に老い二人夕飯を食ふ            森合 満江
霧のなかさだかに見えぬ人影に挨拶をしてすれ違ひたり         矢森 妙子
七十になっても細々生きているあのように死にたいアスファルトの蝉   和泉 南雄
稜線に今沈みゆく夕日受け並ぶ地蔵の影長くのぶ            金井 容子
台所の思はぬところに差す朝日じゃがいもの箱を少し移せり       杉山 永代

◆作品4
ダチュラ咲き赤きバラ咲く道の辺は楽しかりけりリハビリに行く     南條 茂子
献体の室へと運ばるる父を母と見送る待合室に             中山 通子
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